同潤会アパートに残された戦争の痕跡



東京大空襲の際、このアパートでは一人暮らしの方が何人も亡くなったそうです。疎開せずに一家全員で住んでいた方々は、水をたっぷり含ませた布団を窓に押し当て、みんなで手分けして外からの猛火を防ぎ、辛くも生き延びることができたとか。家族を疎開させ一人で留守を守っていた方々は手が足りなくて、窓を全てふさぐことができず、生きながら焼き殺されたそうです。窓の外、路上では、よそから逃げてきた人々が熱風にあおられ、服が炎をあげ、そのまま焼けた路面に倒れていく様子が見えた、と。なんと酷い、まさに地獄のような光景ではありませんか。ほんの60年前のことです。おじいさんおばあさんが子供の頃の話です。どうしてこんなことになってしまったのか、考える必要があります。歴史を誤魔化してはいけない。
以下に掲げます画像は、アパートの廊下に残された戦争の痕跡です。
(歴史的資料を残す最後の機会だと思い、解体直前に監督さんに頼み込んで撮影しました。)


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